はじめに
本記事は、2024年10月中旬、竹嶋えく展およびささ恋の聖地巡礼したときのレポートです。
1泊2日の旅行の記録と、竹嶋えく展の中身に触れた内容で構成しています。
「1日目」、「2日目」では、今回の旅行で巡った場所を写真とともに載せています。
「竹嶋えく展」については、単独の章で詳細の内容や感想を載せているので、もしまだ行かれてない方や知りたくない方はその部分については飛ばしていただくとよいです。
これから行かれる方の参考や、すでに行かれた方との感想を共有できれば幸いです。
1日目
前日の仕事が長引いて深夜遅くに就寝し、5:30に起床。普段なら起きるのが苦痛になるほどの睡眠時間だが、楽しいことがある日はやはりすぐに目が覚めた。
簡単な身支度をし、前日に用意しておいた荷物を持って、名古屋から新幹線で岡山へ。
ちょうどその日は、週クラ5巻が発売された日だったので、退屈することなく車内を過ごせた。宮城と仙台の話を読みながら、愛知から岡山へ向かうことに。
半分くらい読んだところで、岡山駅へ到着した。降りた瞬間、すでに雨が降っており、「晴れの国」とは?と思ってしまった(笑)。梅雨でもなかったので、運がなかったのだろう。
改札を出て最初に驚いたのが、人の多さ。あっぱれ団の小春が言ってたように、まさに「予想以上に都会」という印象を受けた。
改札を出て、コインロッカーに荷物を預け、倉敷方面へ。
9:00頃、岡山駅から倉敷方面へのJRに乗ったが、電車内の人もかなり多かった。土曜日にもかかわらず、スーツを着た会社員や学生の人が多かったのも目にとまった。
20分ほど電車に揺られると、倉敷駅に着。改札を出て右に回ると、すぐにArio倉敷が見えた。

Ario倉敷には10時前に着いたため、ほとんどの店がまだ開店前だった。営業していたのはマクドナルドとTULLY’s COFFEEくらい。
Arioの看板をカメラに収めたところで、付き合う前のデートで依とひまりが座っていた白いベンチを見ようとArio近辺をウロウロしていたが、なかなか見つからず。諦めてネットで調べたところ、なんとArio倉敷の奥にアウトレットがあることを知り、川沿いに白いベンチがあるのを発見した。
雨が降っていたため、座ることは叶わなかったが、晴れていたらとても気持ちがよさそうな場所であった。

ここから、今回の目玉である竹嶋えく展へ向かう。 電車で倉敷駅から備中高梁駅へ行き、バスに乗り換えて、終点の地頭まで。
倉敷から備中高梁までの車窓の景色は田舎っぽくなり、岡山駅からの車内とは大きく異なり、ゆったり座ることができた。ここでも週クラを楽しんでいたが、やはり睡眠時間が足りてなかったせいか、途中で寝てしまった。
備中高梁駅に到着後、バスに乗り換えて地頭へ。精算は現金だけなので注意。大きいお札しかない場合は、バス乗る前の待合室の受付で両替できるらしい。余談だが、備中高梁の駅からバスセンターの道がよくわからず、かつ乗り換え時間も短くてかなり焦った(笑)。
バス内は途中乗車の人含めて10人くらい。半分は地元住民、もう半分は私と同じ目的の人だった。
バス停から5分くらい歩いたあと、無事吉備川上ふれあい漫画美術館へたどりついた。
https://www.city.takahashi.lg.jp/site/manga
Ario倉敷からここまで、電車が45分、バス40分の長時間移動だ。さらにバスが2時間に1本くらいしかないので、これから計画している人は乗り遅れないよう余裕を持って行動したほうがよいかも。
参考:バス時刻表
受付の人に了承をとってデカポスターをパシャリ。

500円払うと、入場券とともにえく先生書き下ろしのポストカードをゲット。ずっと眺めたくなったが、受付で突っ立っている訳にもいかないので、そそくさと昨年百合展で買ったささ恋ファイルに納めて館内へ。それにしてもワンコインで、ポストカードもらえるなんて安すぎんか。
入場して右手に行くとすぐにささ恋展へ。写真NGのため、画像はないが、心のシャッターを押しながら、えく先生のメモやコメントをじっくり楽しんだ。竹嶋えく展の詳細な感想は別の章(リンク)で。
ひと通り見たあと、2階のベンチに座って感想をなぐり書きし、えく先生の直筆サインに応募した。帰りのバスがくるまでは、メインの漫画館内部を散策。推し武道の平尾アウリ先生も岡山出身だそうで、同じような原画展もやっていたそう。
バスが2時間おきであったため、13:30発のバスに乗り、倉敷駅へ戻った。なお、このバスは行きの高梁駅には寄らないため、のんきに終点まで寝ていると別の知らない場所にいる可能性があるため注意。
Ario倉敷で遅い昼食を食べながら、依ひまが食べていたアイスクリームがないか探したが、見つけられず、あえなく断念。
その後は岡山駅に戻り、イオンモール岡山へ。一番街を通って地下道を進み、5分くらい歩くと到着。
ささ恋によく出てくる島山、いや島村楽器へ。ギターが壁一面に並んでいるところをみて、感慨深くなった。(他のお客さんが多かったので、写真は撮らず)
隣の未来屋書店も広くて、とても雰囲気がよかった。私の地元のイオンだが、未来屋書店の近くに島村楽器があるのはイオンの戦略なのか。
他にも依ひまがデートで行ったであろうイオンシネマやフードコートを見てまわった。とても広いイオンで、最初はイオン内を全部回ってみようと思っていたが、無理だった。
そして広いだけでなく、雰囲気もとても良い。5階より上は、建物の中央部分が外に出られるような仕様(haremachi Gardenというらしい)になっており、晴れていたらより一層気持ちよかっただろう。
夕方に差し掛かり歩き疲れたので、一旦宿泊先のホテルへ。予約したときはあまり考えてなかったが、イオンからかなり近い場所だったので、非常によかった。↓今回宿泊した場所
https://makibi.jp/lodging/room
小休憩したあと、ひまりが世界一好きなパスタを夕飯にしようと、岡山イオン内のイタリア料理店、パスタを調べたが、ぴったりこれだというものはいくら探しても見つからなかった。Xのフォロワーさんにも教えてもらったが、制作の都合上出てきただけで、元々なかったのかもしれない。
昔ささ恋のコラボカフェというものがあり、そのメニューにまさに原作に登場したパスタがあった。
もし、既存店にあるメニューなら、コラボメニューとして出しにくい気がするので、やはり原作オリジナルなのだろう。というわけで、鎌倉パスタで似たようなサラダと白ワインを頼み、一人もくもくと食べるのであった。
https://collabo-cafe.com/events/collabo/sasakoi-machiasobi-cafe2021

次の日は晴れ予報だが、寒くなりそうなことを知り、イオン内の無印良品で羽織るものとポストカードを飾るアクリルフレームを買った。
最後にイオンモールの外観を撮り、ホテルへ戻って1日目終了。

本当はホテルに戻ってポストカードをフレームに入れたかったが、手持ちのものでネジを開けることができず諦めた(笑)

寝不足と1日動いた疲れが相まり、ベッドがぐっすり眠ることができた。
2日目
1日目は依ひまスポットだったが、2日目はアキと志帆が付き合いはじめた渋川方面へ。
岡山駅からバスが出ているが、1時間に1本、乗車時間も1時間と長め。この間に週クラを全部読み終わった。公共交通機関で最後のシーンを読むという、複数の意味でのドキドキを味わった。
11時半ごろ到着し、混む前にと、先に渋川カブーロの喫茶店へ。アキと志帆が水族館へ行った後「デートすぎんか」と呟いてカレーを食べていた喫茶店だ。実際はランチのCセットとしてメニューに載っていた。
志帆とアキがまさに座っていたシート席も発見できたが、諸々な理由()で座るのを憚られたため、海岸線が見える別の素敵な席でカレーとサラダをいただいた。
サラダは酸味を感じる香りがし、私の苦手なドレッシングがかかっているのかと思いきや、塩っけの味とマッチしており、意外とヤミツキになった。ついおかわりをしてしまいたくなるほどだった。
カレーももちろん美味しかった。レンコンチップをパリパリかじりながら、ひき肉たっぷりのルーと綺麗に盛り付けられたご飯を崩して口に頬張った。個人的な話だが、現在スパイスカレー作りにハマっており真似してみたい。カレーって奥が深いよね。
空腹を満たしたあとは、渋川マリン水族館へ。
https://www.city.tamano.lg.jp/site/kaihaku

岡山随一の水族館らしいが、外観はかなり控えめな印象。志帆が「地元のこじんまりとした…」と言ったのも頷ける。
500円を払い、いざ入場。少しいくと、早速カメさん登場。かなりでかい。
足をバシャバシャしながら、こちらに近寄ってくる。餌を求める貪欲なカメの姿がそこにはあった。(残念ながらこのとき私は餌を持っていない)
カメさんを見届けたあとは、建物の中へ。
右手にメインの大きい水槽があり、エイや小さめのサメ?がいた。生き物に全く詳しくないため、詳細は割愛。
左に行くと展示室。志帆が驚いていたペンギンや、かわいいミニオコゼなど、多くの標本があった。ホルマリン漬け?されて展示されているものもあり、学校の生物室のような不気味さも感じた。


展示室を出てまっすぐ進むと、様々な水槽があるコーナーへ。「Follow your arrows」のMVに出てくる水槽や、クリオネなどがいた。ちなみに原作でクリオネをキラキラな目で見つめる志帆ちゃん好きです。

その後はアザラシコーナーへ。頭上注意の水槽窓の目の前を何周も回ってくれるサービス精神旺盛なオットセイは、なるほどたしかにずっと見てられそうだ。家族連れのお子さんが、目の前を通るたびにキャッキャッ楽しそうにしているのが微笑ましかった。
カメやアザラシなどが屋外にいるのも一般的な水族館とは異なる点も面白かった。
水族館をひと通り見たあと、最後に渋川海岸線を歩いた。しほほん素敵な場所にデート連れて行ってもらえてよかったね。


岡山駅へ戻る途中、行きのバスで目に止まった「うのまち珈琲店」へ急遽寄った。調べると、東京にも出てるお店らしく、インスタ映えしそうなカラフルなドリンクが印象的だった。私が立ち寄ったのは、名前の元になっている地域であり、本店らしい。同じ建物内には市立図書館もあり、中はとてもきれいで多くの本や部屋があり良い場所だった。
うのまち珈琲店の入口には自由に読める本が置いてある。そのうちの1つである以前から気になっていた「夜は短し歩けよ乙女」を読んで過ごした。コーヒー飲みながらゆっくり本を読み、時折外の景色を楽しむ時間は最高だった。こんな環境がある岡山が羨ましい限りである。

うのまち珈琲店を出たあとは、岡山駅に戻った。最後にアニメイトに立ち寄り、竹嶋えく先生のサインを拝んだ。すぐに見つからず店内を歩き回っていたが、アニメのCDが販売されているコーナーにあった。
また、アニメイトということで、他の百合漫画が並んでいる風景を味わった。地元の本屋ではまずありえない光景で新鮮だった。もっと百合作品が普及され、多くの書店で目にする機会が増えれば嬉しい。
https://www.animate.co.jp/shop/okayama
と、そんなこんなで、全日程が終了した。
ほぼ初岡山だったが、駅周辺はかなり栄えており、少し離れるとのどかな部分も感じられる素敵な街だった。今回、竹嶋えく展とささ恋聖地巡礼を同時に行ったことにより、作品に登場する情景を頭の中でよりクリアにイメージでき、今後ささ恋の世界をより深く楽しめることができるだろう。
聖地巡礼自体、今回人生初であり、日程や写真スポットなど、若干の詰めの甘さがあった。バスや電車が1本遅れると、かなり長い時間待たされるので余裕を持って行動しなければと改めて思った。聖地については、ベンチのように若干違うのを撮ってしまったので、事前にちゃんと確認しようと思う(笑)
また、1人で行ったことによる、やりづらさはやはりあった。特に渋川マリン水族館では、私以外は家族連れ or カップルみたいな状況だったので、いたたまれない気持ちになった笑。他人の目線を気にしないメンタルを鍛えるか、同じ仲間を見つけなければならない。
岡山には他にも行きたい場所(兼六園や岡山城など)がある。今度行く機会があれば、今後のささ恋で登場するかもしれない聖地とともにぜひ立ち寄りたい。
竹嶋えく展
ネタバレ注意
これから行く予定の人は見ないでください
また、展示品については撮影禁止で、私が1回見た内容を展示室出てからメモにまとめた内容なので、誤りがあるかもしれません。もしあればご指摘いただきますと幸いです。
入ってそうそう、文化祭の扉絵のシーン。そのコメントに早速驚いた。
「後ろにいるのはヘンアイの2人です」
何だと!と思い、見てみるとたしかに特徴的なツインテールがある。これだけでも来てよかったと思えた情報だったが、さらにはモブキャラに過去作品のキャラクターが出ているかもと付け加えられていた。あとで全部チェックしなくてはと思った瞬間だった。
いきなりの衝撃をくらったあと、開催場所の漫画館30周年と竹嶋えく展に関するコメントを読み、壁沿いにずらっと並んだ原画とコメントを順に追った。ささ恋の主人公2人の初期案もあり、名前も最初は朝凪ゆき(間違ってたらすみません)とだと知り、最初は違っていたことは驚きだった。
またコメントには、当初は5話くらいで依とひまりが付き合い、もっと甘々イチャイチャの構想だったらしいが、担当変わり、今のストーリーになったそう。
個人的な意見だが、すぐに付き合って甘々な展開になるよりも、紆余曲折あったストーリーの方が好きである。いろんな壁を乗り越えカップルになることで、2人の間にある関係の強さが読者側にも伝わり、尊みが増長するからだ。ささ恋が長く続いている要因の1つと考えているので、良い方向転換だったのかなと個人的に思う。
そして、最初の絵を見てみるとやはり最近のものとは結構変わっていることがわかる。リアルタイムで追いかけていると小さな変化に気づきにくいが、振り返ると違いが分かり面白かった。コメントにも、髪の書き込みが増えたとあり、素人目線からでも確かにそうだなと感じる。個人的に髪本体から出る1本だけの髪の毛が好き。曲線から醸し出される雰囲気がそれぞれのキャラクターの魅力を底上げしている気がする。(文章で説明するとムズカシイね笑)
ささ恋コーナーのあとは、あっぱれ団や、君に好きって言わせたいの初期案があった。付き合ってからの話も好きで、過去作品キャラのストーリーも書きたいとコメントされていた。君好きは、私が初めて竹嶋えく先生のことを知った作品でもあり、彼女らの続編の話はとても気になる。
その後、竹嶋えく先生に対するQ&Aコーナーへ。漫画家になった経緯や、メディア化の話、好きなキャラなど深堀りされており、とてもおもしろかった。パーソナルな部分なので、ここでの言及は控える。
壁沿いの展示を見たあとは、中央のケースにあるプロット案を拝見。ひまりはいろんなデザイン、髪型があり、それぞれのイラストに対する竹嶋えく先生のコメントから生みの苦しみを感じられた。個人的に、「水口は谷口ポジション」というのは短い言葉で全てを語っているのに、笑ってしまった。どこで触れていたか思い出せないが、谷口が人気でささ恋でも同じようなキャラを出したと以前言及されていた。
上記以外にもいろんな発見があり、ここにすべてを書くことはできないが、非常に楽しく、行けてよかったと思えた展示会だった。今回展示されたものがまとめられた設定資料集および画集が発売されたら泣いて喜びます。
おまけ
ささ恋で他作品キャラが出てないか調べてみた。私調べなので、ヌケモレや誤りが多分あります。こういうのは軽く楽しむのが吉。
2巻:アキとひまりが対峙する直前、ミキが電話を受け取る相手が奏アンソロジーに出ていた咲。吹奏楽部かつ同じ学校ということになるが、奏アンソロジーのタイミングでは制服が夏服だったとか? 1年生のリボンの色が赤なので辻褄は合いそうだし、「ひみつのアンサンブル」の1コマ目にうつっているのが、どう見ても依とアキ
3巻:ライブのシーン ひまりの隣にいるのは君好きのニートの希江さんとOLの歩美さん(髪型で判断)
8巻:文化祭クッキー販売シーン 3コマめがみさきと圭ちゃん みさきの特徴的な2つのクリップと圭ちゃんの身長の小ささ(笑)で判断
2コマ目の1人はスタジオにいたサヤ姉だと思うが、もう1人がわからなかった。

