概要
この記事は「夢でフラれてはじまる百合」第2巻のレビューです。
オススメポイント!
・この巻では、陽花視点が多め
・じれったいのが良き
・王道ラブコメディで、安心して読める作品(笑)
本の概要
| 作者 | ヒジキ先生 |
| 出版社 | 竹書房 |
| 通称 | 夢フラ |
| 最新巻 | 3巻 |
恋愛度:
甘さ度:
あらすじ
どこにでもいる女子高生・杉山月詩には、クールで美人だけどどこか隙の多い幼馴染の女の子・群咲陽花がいる。
フラれる夢がきっかけで陽花への恋心を自覚した月詩と、本当はずっと月詩のことが好きだった陽花・・・・・・。
クラスメイトの積極的ギャル・紗羅とイケメン眼鏡女子・結のアシストもあり、月詩は海で告白する決心を固める――。
両片想いの焦れったさが話題沸騰中!
「陽キャ(?)乙女」×「クーデレ(?)少女」の夢からはじまる夢現ガールズラブ、第2巻――!!
(Amazonより引用)
レビュー
はよ付き合わんかい!あ、でもやっぱりもう少し焦れったくして!笑
というジレンマが発生する王道幼馴染百合2作目。
1巻の最後で、もはや確定演出の装いで、ひのかに対して待ってほしいと告げたつくし。それが何なのかを察知して目を輝かせたひのか。もう実質告白していると言っても過言ではないですが、主人公ぶりを遺憾なく発揮して、ひのかの気持ちをスルーします笑
ひのかが嬉しそうにしていたから、つくしもそこまで悲観的にならなくてもいいのに(笑)と思うのですが、それもこれもフラレた夢を見てしまったからでしょうね。厄介な夢ですが、これのおかげでつくしのひのかに対する恋心を自覚できたので、夢に文句を言ってはいけません(笑)
この作品は、両片思い、かつ片方の性格が特段こじれていないため、主人公が幸せになる結末は見えています。(これで付き合わなかったらある意味すごいですが笑)
人によってこれははつまらないと感じるかもしれませんが、たとえ付き合うことが分かりきっていても、その過程や余白を楽しむのが個人的には好きです。
私は百合のジャンルの中でも幼馴染が1,2を争うほど好きであり、その理由は、2人が出会ってから付き合うまでの過程が多いからです。作中で語られていなくても、それまでの長く築き上げてきた関係を進めるのか、維持するのか、その葛藤が焦れったくもワクワクさせてくれます。その様々な葛藤を短い1話で多数出てくる形式であるのも、2人の関係性が少しずつ変わるのを予見できる良い構成だなと思っています。
いよいよ、3巻では告白のため4人での海に行く話になります。つくしさん、日和らず、告白してくれよ……

