ささやくように恋を唄う 2巻 好きの意味を考える

漫画

概要

この記事は「ささやくように恋を唄う」第2巻のレビューです。

オススメポイント!
・全体的に1巻よりも少し不穏な雰囲気
・アキ先輩の複雑な感情が心にくる
・ひまりも自分の中で葛藤
・依先輩の嫉妬

本の概要

作者竹嶋えく先生
出版社一迅社
通称ささこい
最新巻7巻(2023年3月現在、コミック百合姫にて連載中)

恋愛度:4.5
甘さ度:4.5
その他:男なし

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あらすじ

1巻から少し変わり、不穏な雰囲気が少し漂っています。と言っても、終始暗い雰囲気ではなく、竹嶋先生の絵も相まって、可愛いところが随所に感じられます。

1巻のレビューでは、百合好き全員に読んでほしいと書きましたが、1巻を読んだからには、この2巻、そして最低3巻までは読んでいただきたいです!(もちろんその後も読んでほしいですが笑)

↓1巻のレビューはコチラ!!
https://yuri-review-yakata.com/archives/27

簡易レビュー(まだ読んでいない人用)

この漫画を一言で表すのならば、「学生の甘い百合が始まる序章」です!
連載作品ということもあり、まだイチャイチャはそれほどなく感じるかもしれません。
ただ、百合漫画総選挙 恋愛部門では1位を取ったこともあり、多くの人に愛されていることが証明されています。個人的には、百合好きには全員読んでほしい作品です!

ちゃんとレビュー(ネタバレ注意)

簡易レビューでも書きましたが、あまり穏やかでないポイントがあります。(そこが物語として良いんですけどね!)

不穏ポイント①:ひまりの中での「好き」の葛藤

1巻の最後に、依先輩から、恋愛的な意味での「好き」と告白されますが、ひまりの中で、友情的な「好き」との違いがわからず、返事に迷います。そんな中で、ひまりの親との馴れ初め話を聞くことで、やはりちゃんと理解してから付き合いたいと感じ、言い方は良くないですが、保留という形になりました。「好き」の気持ちがわからないから、振るということにはならず、そのままにするというのは、付き合ってもよいという感情があるのでは?と思いつつも、後述するミキ先輩が感じているキープしてズルいという感想もあるかなと思います。しかし、その答えを聞いた依先輩は、まだチャンスがあると前向きに答えているところも、非常によかったです。(そのときのひまりの照れ顔を見ても、好きやんと思っちゃったりもしますが笑)

不穏ポイント②:依先輩の嫉妬

ひまりが、料理研究部の百々花先輩と2人きりでいることに嫉妬してしまうところが、良かったです(読者目線的に)。百合漫画ではよくありますが、同性の友人と仲良くしているだけでも嫉妬してしまうシーンがあります。個人的にはこの展開は大好物なので、どんどん嫉妬してかわいいムスッとした表情を拝み続けたいです笑

あと、どうでもいいですが、百々花先輩の見た目と聖人っぽさから、「わたなれ」の紫陽花さんを想起させました笑

不穏ポイント③:ミキ先輩の複雑な気持ち

個人的には、2巻は、ミキ先輩の依とひまりちゃんに対する複雑な感情が1番のポイントかなと思います。2巻では、ミキ先輩が依のことが前から好きだけど、友達で居続けるために、恋心を隠していることがわかります。そんなミキ先輩に対して、ひまりちゃんは、依先輩の告白を保留するという形になり、ミキ先輩は諦めることができず、むしろ辛そうな依に対して、自分のほうが幸せにしてやると、告白することをひまりに伝えます。

漫画的には、2巻の時点でミキ先輩は負けヒロイン的な感じしか出ていませんが、これも百合でよく出てくる、失敗する可能性のある恋愛と、ずっと一緒にいられる友情との葛藤を感じられ、切ない気持ちになりました。

(この後のミキ先輩が気になる方は最新巻まで読みましょう!!)
※ちなみに、管理人は2023年5月現在で、最新7巻まで読んでいますが、このレビューは2巻までの内容のみとしています。