ケイヤクシマイ 2巻 無自覚な妹と姉

漫画

概要

この記事は「ケイヤクシマイ」第2巻のレビューです。

オススメポイント!
・めぐるが見せる姉への執着心
・相変わらず満更ではない香沙音さん
・香沙音と親友のみーちゃんの掛け合い

本の概要

作者ヒジキ先生
出版社KADOKAWA
最新巻3巻

恋愛度:5.0
甘さ度:4.0

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

あらすじ

早藤香沙音はファミレスで働くアオヤマさんに会いに行くことを生きがいにしている。ある日、香沙音は雨の中で佇むアオヤマさんを助けることに。すると彼女は唐突に姉妹契約をもちかけてきて――。

Amazon紹介文より引用

簡易レビュー(まだ読んでいない人用)

相変わらず、香沙音さんの妄想力が強く、百合ラブコメ要素は健在です。

一方で、めぐるの姉に対する思いや、香沙音とみーちゃんの関係性、また1巻の最初に出てきた、香沙音さんの推していた元アイドルも出てきます。今と過去の歪な関係を描きながらも、基本的には明るく面白い物語が続きます!

ちゃんとレビュー(ネタバレ注意)

めぐるちゃんの実姉への愛が重い。そして、その実姉を重ねて見ている香沙音さんは、その愛に耐えられるのか、いや耐えられていないか。

悪夢から覚めるめぐる。気持ち悪くなってしまい、香沙音に心配されます。悪夢の内容は、頑張って会いにいった姉に、パートナーがいるから一緒にはいられないと拒絶されたこと。普通の姉妹では離れることはよくあることだと思いますが、めぐるにとっては吐いてしまうほど、耐え難い出来事のようです。

洗面台でのめぐるの様子を香沙音センサが感知して、すぐに駆けつけます。「めぐる」がちゃんと言えない程、慌てる香沙音さんが面白い笑。

その後、めぐるに一緒に寝てと言われ、煩悩と戦い、布団から抜け出そうとしますが、「いかないで、お姉ちゃん」と寝言を言われます。この時、香沙音は、姉に対する異常な執着を感じたことでしょう。姉というのはケイヤクしている自分ではなく、実の姉に対して。でも、その代わりを全うし、「私はここにいるよ」と安心させます。

そして、個人的に好きな、みーちゃんと香沙音さんの作戦会議。ここで、高校時代、香沙音とミーちゃんが恋人だったことが明かされます。(高校時代の2人もめっちゃかわいいですね。高校編の話も見たい)女たらしであることを忠告されますが、あまり本人は気づいてなさそうですね笑

めぐるとゲームした後に、みーちゃんにほっぺにちゅーしたことを報告するなど、2人の関係性が好きです。ただ、みーちゃんは、元カノに尽くしているにも関わらず、報われなさそうなのでつらいですね。青山香沙音は悪い女です。

そして、文化祭に行くのですが、そこで元推しのアイドルの渡辺十來ちゃんに会います。アイドルオタクがバレるのを危惧して、謎のタイムをする香沙音さん面白い。タイムする時点でとき既に遅しです笑

この漫画は、各シーンにおける第3者視点が描写されることがよくあり、かつそれが百合好きな読者に共感を呼びやすい構造になっています。主に以下の3つの視点があります。

  1. 香沙音からめぐるへの視点
  2. みーちゃんから青山シマイへの視点
  3. カフェ店員の香沙音&みーちゃんへの視点

1つめの、香沙音からめぐるへの視点が一番多いです。なにより香沙音自身が百合好きのオタクであり、美少女の可愛さに毎度悶絶されており、脳内妄想も豊かです笑。ただ妄想はちゃんと脳内にとどめて、理性によってぎりぎりヤバい奴にならずにすんでいます。

2つめはみーちゃん視点です。香沙音から理性のフィルタが一切通っていない状態で相談を聞いて、危機感を抱いています。みーちゃんにとっては関係ないことではありますが、相談にちゃんと乗ってあげるところが、優しさというか、惚れた側の宿命ですね。私の勘ですが、十中八九みーちゃんはまだ香沙音のことが気になっていると思います。好きを自前の気持ちの強さで抑えていますが、香沙音から再びヨリを戻そうと言われれば、しぶしぶOKを言いそうな気がします。もしくは断って、後から後悔するとか。ただ、そうなる未来は見えないです。

話がそれましたが、3つめはカフェ店員視点です。みーちゃんと香沙音が話しているカフェにいる店員さんで、この2人の会話が気になって仕方なさそうです。俗に言う、壁になりたい現象ですね。これも私の勘ですが、近い将来、頼んでもいないケーキをサービスしそうな気がします。

実姉との過去や、今後の同棲生活、みーちゃんと香沙音の高校時代など気になる話がたくさんなので、3巻以降も要チェックです!

あと、ヒジキ先生の別の連載で「夢でフラれて始まる百合」も、素晴らしい作品なので、コチラも読んでみてください。